未来ある歴史書
過去形に終わっていない歴史書
特に、彼の宗教に対する考察には納得
今まで漠然と感じていた疑問はこれだったかと思う
歴史の話ももちろん良いのですが
そこをぶっ飛ばして
考え方とか、娘へのメッセージだけでも、充分読み応え有。
世界歴史の旅に誘う貴重な一冊(全8巻ですが・・・)
■シンガ-・ソングライタ-さだまさしさんが書かれた本の中で紹介されていたのがきっかけで
手にしました。
「単なる事件の記述ではなく、著者の人格の映像である」
と、当時ロンドン駐在インド高等弁務官・メノン氏が、この本の序に寄せているように、
全6巻のうちまだ第1巻を読み始めたばかりですが、
確かにずっしりと伝わってくる内容です。
幼い一人娘インディラ(当時10才頃)の教育のためにと、
手紙でたえず彼女に語りかけている形の展開ですので、
いかにも自分が直接筆者からお話を聞いているようで、
時空を超えてぐいぐいと筆者の世界歴史の旅に誘ってくれます。
○われわれの理想は、共同の幸福のために力を合わせて働くこと
○ 歴史を読むのは楽しみだ。
だが、それよりもっと心を引き興味があるのは、
歴史をつくることに参加することだ。
読み進んでいて、こんな記述が目に留まるだけでも、
この本の内容の深さが伝わってきます。
■このお話はまだまだ続きます。
この夏ゆっくり時間をかけて、
この本を手がかりに世界歴史の旅に出かけようと思っています。
歴史の面白さをわからせてくれる素晴らしい本。
これは歴史を勉強するための本ではありません。のちのインドの首相となったネルーが、獄中から娘に宛てた手紙を集めたもので、世界史を通じて娘のものの見方を養いたいとの熱い想いの集大成です。あくまで本当の手紙ですし、ネルー自身歴史の専門家ではありませんから、歴史書を期待して読むと世界史の大きな流れがわかりにくいかもしれません。ある程度歴史を知らないと所々つまづく箇所が出てくるのも事実でしょう。しかしそれを補ってあまりある輝きがこの本のシリーズにはあります。 特に従来の歴史書ではあまり感じられなかった『著者の民主主義に対する熱い想い』がひしひしと伝わる内容で、オランダのスペインに対する独立戦争、フランス革命等に関する記述は、著者の熱い想いが本当に伝わる名文です。 しかし、これだけの内容を娘に宛てた手紙で出し続けるというその姿勢に、同じ親として本当に脱帽しました。アジア人として、欧米に偏らない歴史記述も特筆ものです。
わりとフツー
世界史を総合的にみる視点のようなものが散りばめられているようですが、 普通の通史にかかれていることが思いつくままにばらばら書き綴ったような部分が多くをしめています。 10歳の娘宛ということで期待されるほど易しい世界史入門というわけでもなさそうです。H.Gウェルズを参照してるそうですが、インド人からの視点というものも多少反映されているところに、興味をもたれる方もいらっしゃるでしょう。
みすず書房
人生に二度読む本 考えるヒント (文春文庫) 家郷の訓 (岩波文庫 青 164-2) ピラミッド―その歴史と科学 くらべるシリーズ〈1〉さびる?さびない?金と鉄 (くらべるシリーズ 1)
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