変り種が種を保存する。
皆、同じ生き方、考え方では
環境が変化した時に、全員で絶滅してしまう。
変り種が集団の中にいるからこそ、
集団が、環境の変化に対応する力を温存できる。
自分の意見を言う、ことはこれからもっと大切になって
くるでしょう。
「意見」と「文句」の見極めは大事ですが。
いつもながら、ためになる・刺激になる話が多い
やはり今の世の中、一般大衆的サラリーマンではつまらないのですよね。何か自 分の本質を隠しながら会社で生きるより、しっかりとした自分の意見を常に持ち、 それを隠すことなく強靭な説得力で表現できるかというのが求められていると、 このごろ特に思います。ただしそれを実現するには本当に自分の求める姿、自分のウソ偽りがない状態を自ら認識する必要があり、それが結構難しかったりする のですが。 ところで本書は竹村流「自分の存在価値をアピールする方法」を以下の観点から ズバズバと示しています。 (1)「言って、即する」に代表される自分の行動について →不言実行では誰もついてこない。またドッグイヤーに象徴される現在におい て何よりスピードがいのちであること。二番手は成功しない。 (2)「グレート・コミュニケータ」に代表されるプレゼンテーション、説得力 →石原知事や中曽根元総理大臣など非常に説得力ある言動・行動を示している が、うまいこと自らをアピールする、自分の考えをまわりの人にうまく伝え ることができるのが「グレート・コミュニケータ」。ただし言うばかりでな く、謙虚に他人の意見を受け入れる器がないといけない (3)うまく意見を聞き出す方法 →上手なお話をする人ほど、実は普段はよく他の人に耳を貸す。好奇心いっぱ いで聞くと話している人もそれに答えてくれ、よい情報をくれる。ただしい つも takeばかりでは関係はうまくいかないので、相応に相手が欲する情報を 用意しておくことが大事。 (4)自らの「情報の生簀」作成方法 →広く浅くでもかまわないが、断片的にデータをインプットするのは無意味で あり、それらを関連付けて有効に活用することがポイント。また得た情報は 話すことで記憶力をアップさせる。 いつもながらためになる・刺激になる話が多かったのですが私が得たポイントの 一つは「未整理の情報整理術」です。 『私がフルブライト留学生としてシラキュース大学の新聞学科大学院に学んだと きの恩師、ウォルズリー教授だった。情報整理が代の苦手だと訴えた私に、次の ようなアドバイスをしてくれたのである。 「どんな情報でもいい。君のアンテナに引っかかるものがあったら、すぐにちぎ って空箱の中にでもほうり込んでこきなさい。整理などする必要はない。それだ けで、きっとよかったなぁと思うときがくるはずだ」』 上記の効用は ・情報がほしいときには箱の一枚一枚を見ることになるが、これが新たな発見を もたらすとともに別の視点からの考察・関連付けができる とのこと。下手にスクラップブックなどをつかって整理してしまうと、整理され たことに安心して未来永劫うまく利用できない(とまでは言ってませんが)とい うことです。私はちぎることに大きなためらいを持つものの(うまくちぎれるか も心配だし、さらには雑誌などは全部とっておきたいような貧乏性状態になった り)、大きな勇気が必要だなーと思うのでした。
三笠書房
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